熱帯魚（観賞魚）飼育において、バクテリアは重要な役割を果たすものなのですが、目に見えないため初心者には分りにくいものです。

バクテリアと魚の関係を私達人間（動物）に例えると、人間は酸素を吸い二酸化炭素を吐き出し呼吸をします。この二酸化炭素を植物が吸収し酸素を作り出し光合成をします。

実際にはもっと複雑な事が行われていると思いますが、簡単にいうと人間（動物）と植物はお互いの必要な物お互いの不必要なものを交換して成り立っている形になります。

バクテリアと魚もこの関係に似ています。魚の排出するアンモニアをバクテリアが分解し水をキレイにします。キレイな水で生きている魚はまたバクテリアのエサであるアンモニアを出します。

どちらもお互いの存在が必要なのが分ると思います。アクアリウム初心者は魚が生きて行くのにバクテリアが必要で、バクテリアも生きて行くのに魚が必要なのだと理解しておけば大丈夫だと思います。

初心者にとってあまり聞きなれないバクテリアという言葉で悩んでしまう事もあるかと思いますが、バクテリアは放って置いても自然に発生し繁殖するのでそんなに気にしなくても良いと思います。

ただバクテリアの存在を知っておいて損はしないと思います。むしろ熱帯魚（観賞魚）飼育においては役に立つ事なので、頭の隅にでも覚えて置くようにすると良いと思います。

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