水槽の水が緑色になる事がありますが、これは一般的に「青水」「グリーンウォーター」と呼ばれています。
原因として、水槽に直射日光が当たった時、水が富栄養化した時等が考えられます。富栄養化というのは、水中の栄養分が豊富に増え過ぎてしまう事です。
金魚やメダカを飼育する場合、「グリーンウォーター」が良いとされる事がありますが、熱帯魚の場合はあまり好まれません。
なぜなら、水槽内が良く見えなくなるからです。熱帯魚の飼育は主に観賞用としてなので、水槽内が見えないと観賞用としての機能がなくなってしまいます。
金魚やメダカ飼育に良いとされている理由は、「エサになる」「酸素の供給」「金魚の色艶が良くなる」「稚魚の成長の手助け(エサ)」「濾過の手助け」などがあげられます。
しかし良い事ばかりでも無いようです。良い濃度のグリーンウォーターを維持するのは難しいです。また「酸素の供給」になるには光が必要です。なので夜間は逆に酸素不足になる場合もあるようです。
「青水」「グリーンウォーター」の対策として、毎日水換えをする。光の量を少なくする。濾過器具の目詰まりを取り除く。エサの量を減らす。(与えすぎて食べ残しがある)水草の肥料を入れない。等が考えられます。
状況や環境によって対策も少し違うので、自分の水槽が現在どういう状況なのかを把握する事が大切です。
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