水槽の水が白く濁るのは、主に水槽の立ち上げ初期に起き易い現象です。また濾過バクテリアのバランスが崩れていると水が白く濁ります。
水槽の立ち上げ初期の場合、濾過バクテリアが十分繁殖しておらず濾過能力が足りていない状況です。その為エサの与えすぎやエサの食べ残しによって水が汚れている可能性があります。
また定着しようとしている濾過バクテリアの種類が複数あり、それらがお互いに争った結果、負けた方のバクテリアの死骸だともいわれています。また偏ったバランスのバクテリアが大繁殖している状態であるともいわれています。
これらは濾過バクテリアが十分に繁殖する事で、次第に落ち着き水の色も透明になって行きます。ただし与えるエサの量は少なめにするようにしましょう。
水質が安定している水槽に水質調整剤やバクテリアの元となる液体、カルキ抜きをしていない水で足し水した場合にも水が白く濁る事があります。
これは薬品や塩素のカルキを抜いていない水のせいで、少し水槽内のバランスが崩れている可能性があります。つまり濾過バクテリアにダメージがあり一部のバクテリアが死滅したともいえます。
濾過バクテリアが死滅するといっても全滅するわけでは無いので、しばらくすると元のきれいな水に戻ります。基本的に水槽の水が安定している時は薬品を入れない事と、足し水は出来るだけカルキ抜きした方が良いでしょう。
同様に水換えによって少し水質が変るので、水換えした直後は白く濁る事もあります。これも時間が経過する事でキレイな状態の水に戻ります。
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