熱帯魚(観賞魚)を初めて飼い始める方にとって濾過や濾過バクテリアの話は少し難しい事だと思います。せっかく楽しそうなアクアリウムを始めようとしているのに大変そうだと思って挫折しそうになります。(当サイトの管理人がそうでした・・・。)
でも実際は濾過や濾過バクテリアの事を知らなくてもアクアリウムは始められます。濾過は濾過器具をきちんと設置し稼動させれば始められます。
濾過バクテリアは熱帯魚(観賞魚)を飼育していれば自然に(勝手に)発生し繁殖し定着します。
ただ濾過を完成させるには段階があるので、それを知らずに無茶な事をしてしまうと、熱帯魚(観賞魚)が病気したり死にやすくなってしまうという事です。
濾過の完成方法
初心者におすすめの水槽の立ち上げ方です。あまり濾過バクテリア等を意識しないで、期間と入れる魚の事を気にしてもらえれば大丈夫だと思います。
①水槽を設置し飼育用品をセットし稼動させる。
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②約一週間飼育器具を稼動させ回しておく。
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③小型の丈夫な魚を入れる。アカヒレやネオンテトラ
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④約一ヶ月アカヒレやネオンテトラを見守る
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⑤そして好きな魚を入れる
①の時にカルキ(塩素)抜きをし、器具を正しくセッティングする事だけです。
②は器具の点検と水を少し落ち着かせる。
③はパイロットフィッシュを入れ様子を見ます。60cm水槽なら5匹以内にすると良いと思います。
④③から④の期間のエサはかなり少なくて良い。この段階ではバクテリアの発生、繁殖、定着までの時間としています。
⑤④でバクテリアの定着に成功しているはずなので、好きな魚を入れる事が出来ます。もちろん一気にたくさんの魚は入れないようにする。
この段階を踏んでもらえれば大抵の水槽は立ち上がると思われます。水槽が小さい場合のパイロットフィッシュはより少ない数にします。約一ヶ月と一週間の期間で飼育水が完成できる計算です。
これはあくまでも基本的な流れなので、環境や状況によって変る場合もあります。参考程度に押さえていただければと思います。
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