生息地:オリノコ川流域(南アメリカ大陸で第三の大河)、アマゾン川上流域(大西洋に注ぐ南米のブラジルとその周辺国の熱帯雨林(アマゾン熱帯雨林)を流る世界最大の河川で、巨大な支流がありその「総称」)、ネグロ川(ブラジル北部に流れるアマゾン川の支流の河川)
体長:約3cm(別名:ロングラインテトラ)
水質:弱酸性の軟水
水温:23~27度
繁殖:むずかしい(テトラ類の中でも、繁殖難易度がとても高いと言われていますが繁殖例をあまり目にしないとも言われています。)
飼い安さ:難しくはない
水槽:小柄なところから、ネオンテトラと基本的には同じで大丈夫です。グリーンネオンテトラのみで楽しむなら、45cm水槽で(10尾程度)、混泳を楽しむなら90センチあれば、美しい群泳が見られます。
見た目は、ネオンテトラととてもよく似ているそっくりさんの熱帯魚です。違いは、若干小柄で細長い体型です。体の側面を走るメタリックブルーは、ネオンテトラに比べるとやや落ち着いた色彩で赤色もくすんでいます。ライトをブルーにしておくと、幻想的な美しさを楽しめます。
ネオンテトラと同じように、飼いやすいので初心者の方でも飼育しやすいと思われます。柔らかい葉の水草以外の草食性が強く、人口餌だと口に入るサイズの顆粒状が適していると言われています。餌は、水槽に投入直後は慣れないせいであまり食べてくれないこともあります。
食べ残しの餌があると、当然のことながら水が汚れますので少なめに与えて様子を見ることをお勧めいたします。食べ残しがあると、水の汚れが熱帯魚の健康を害してしまいますので、食べてくれるようになるまで少しづつ(1/4~1/5)約2週間ほど繰り返し、水の交換をしていばいいでしょう。一度にいっぺんに水換えをすると熱帯魚たちの負担になりかねます。
対策としては、水温を27度程度(普段の水温より+1~2度ほど)少し高めにすると食べてくれることがあります。ライトに慣れていなくて、怯えていると食べないこともあるようです。なので、ライトを消した状態で餌を与えると、水面まで餌を食べてくれるようになります。時間の経過で自然と餌を食べてくれるようになります。
性格は穏和でおとなしく、同じサイズの熱帯魚と混泳をさせやすく相性も良いです。少々、臆病なので水草に隠れて出てこなくなることがあるようです。そんな時には、性格が穏和で元気で相性の良い「ラスボラやプリステラ」を入れてあげると、一緒に泳ごうとつられて出てきます。
寿命は、個体によって違いがあると思われますが、だいたい2~3年と言われています。他のテトラより白点病になりやすいとされています。白点病や尾腐れ病と言われるカラムナリス病という細菌感染により発生します。ヒレや体に感染し発病している場合、水カビのようにもみえますが、区別の方法は患部に菌糸が見えないのでわかります。進行がひどくなると、溶けてボロボロに崩れてヒレがなくなってしまいます。
繁殖に関しては、通常130個ほどの卵をばら撒くように産卵します。孵化するには24時間ほどで数週間毎、産卵をします。繁殖は他のテトラ類で、難易度が高いほうになります。上級者むけになると思われます。
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