アクアリウム（熱帯魚飼育など）水槽では、濾過器具が重要な役割を持っています。水槽内の水は日々汚れていきます。

汚れの原因は観賞魚のエサの食べ残し、排泄物、または死骸や、水草が枯れたりしても水を汚して行きます。目に見える汚れは網などですくって取り除いたり、物理濾過で濾す事が出来ます。

しかし目に見えない汚れは物理濾過では取り除く事が出来ません。そこでバクテリアの力が必要になってくるのです。

バクテリアは水中の観賞魚にとって有害な物質を無害な物質に変えてくれる働きをします。特にアクアリウムでは観賞魚の飼育水を浄化してくれるバクテリアの事を濾過バクテリアといいます。

濾過バクテリアの役割

濾過バクテリアは、アクアリウム（熱帯魚飼育など）の世界では、魚に有害な物質アンモニア（魚にとって猛毒）を分解（酸化）し亜硝酸という物質に変えるバクテリアがいます。

そして亜硝酸をさらに分解（酸化）し硝酸塩に変化させるバクテリアがいます。この（大まかに）二種類のバクテリアによって、有害な物質を限りなく無害の物質に変えてくれるのです。

このバクテリアの働きや効果はまだまだ未知の部分が多く、私達普通の人が理解するのはとても難しい話だと思います。特にアクアリウムを始めたばかりの初心者にはやる気をそいでしまう事もあるようです。

とりあえず初心者の方は、目に見えない水の汚れをキレイに浄化してくれる生物がいて、それをバクテリア（微生物）と呼ぶと覚えておけば問題無いと思います。

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