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初心者の熱帯魚〜飼育法〜

富栄養化とは?

アクアリウムの世界では富栄養化(ふえいようか)という言葉をたまに耳にしますが、富栄養化とはどういう風に使われているのでしょうか。

富栄養化とは、水槽内の水に多くの栄養分があるという状態の事をさします。原因として、熱帯魚のエサの食べ残し・熱帯魚の死骸・枯れた水草・熱帯魚の排泄物などが蓄積していった状態です。

その蓄積した成分が、微生物やプランクトン、コケの栄養分になります。富栄養化する事でコケが大発生する原因になります。

富栄養化を防ぐにはこまめに水換えをする事。エサの食べ残しが出ないようにする事。水草の肥料を入れすぎない事。水槽内にゴミ等を発見したら取り除く事。

富栄養化と合わせて光量が多い時にもコケは大発生します。コケが大発生している状況では、富栄養化を防ぐ方法と光量を減らす事でコケの発生が抑えられます。

富栄養とは反対の意味である貧栄養(ひんえいよう)は、水槽内の水に養分が無い状態です。この状態にする事でコケの発生を防ぐ事が出来ます。

水槽内にある程度の水草がある事で、水中の養分を吸収してくれます。そうする事でコケが生えるための栄養が無くなり、結果コケが生え難くなります。

貧栄養の状態をコントロールするのはちょっと難しいと思うので、富栄養化しないようにするのが良いと思います。一番多い理由は、エサの与えすぎによる富栄養化だそうです。

熱帯魚のエサは一日一回2~3分で食べきる量位が良いでしょう。もっと少なくても良いと思います。30秒~1分で食べ切る量でも十分です。熱帯魚は一日や二日食べなくても問題ありません。エサの与えすぎで水が汚れたりする事の方が大変な事です。

「ちょっとエサの量少ないかな?」って思う位が良いでしょう。


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