観賞魚を飼育する上で欠かせない器具の一つがフィルター(ろ過装置)です。フィルター(ろ過装置)には様々なタイプと形、大きさがあります。水槽の大きさによって濾過能力の高いフィルター(ろ過装置)が必要になります。
フィルター(ろ過装置)の役目
フィルター(ろ過装置)の役目は、水槽の汚れを取ることにあります。水槽の水は毎日少しずつ汚れていきます。観賞魚のエサの食べ残し、排泄物、または枯れた水草も水を汚す原因になります。
フィルター(ろ過装置)の機能として汚れを取るだけではなく、水槽内の水を循環させる機能もあります。水が循環する事により水中に酸素を供給します。供給された酸素を観賞魚が体内に取り入れ呼吸をします。
それとフィルター(ろ過装置)の中に敷くスポンジや濾過材で汚れを濾し取ったりします。中にはバクテリアの住処になる濾過材もあります。
フィルター(ろ過装置)のろ過能力が高ければそれだけ安定した水槽を維持できるという事になります。
フィルター(ろ過装置)の種類
フィルターの種類には5種類あり、それぞれ短所と長所があります。自分の水槽がどういう水槽なのか、どういう水槽にしたいかによって適しているフィルターが違います。
上部フィルター(ろ過装置)
一般的に多く利用されているフィルター(ろ過装置)で水槽の上部後方半分を占有する形になります。水槽のサイズに合わせる必要があるので45cm・60cm・90cm用がもっとも多く売られています。
大量に作られているのでコストは安めです。ろ過能力もそこそこあります。バランスの良いフィルターと言えます。
しかし水草水槽には向いていないので、水草メインの水槽には使わない方が良いでしょう。
底面フィルター(ろ過装置)
底面フィルターはろ過能力の高いフィルター(ろ過装置)です。しかし水槽の底面に設置するので手入れが大変なのが短所になります。
底面フィルターの価格は比較的安いので、ろ過能力とコストの低さで人気があります。
外部式フィルター(ろ過装置)
最近の外部式のフィルターは音が静かです。そしてろ過能力はとても高いフィルターになります。その為価格も高くなっています。
水草水槽にもっとも向いているフィルターでもあります。コストが高い事意外は良い事尽くめなフィルターといえます。
投げ込み式・水中フィルター(ろ過装置)
投げ込み式・水中フィルターは小型のフィルターで、主に60cm以下の水槽に良く使われます。または補助的なフィルターとして使われます。
ろ過能力は低めになります。そのためコストもお手ごろな価格になります。
外掛けフィルター(ろ過装置)
外掛けフィルターも小型のが多く、価格も比較的お手ごろです。外掛けフィルターもやはり60cm以下の水槽で多く使われます。または補助的なフィルターとして使われます。
ろ過能力もやはり低めになります。
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