観賞魚を飼育するためには、飼育用品として様々な器具が必要になります。最近のペットショップ・熱帯魚ショップ・ホームセンター・ネットショップなどには水槽セットまたは飼育セットとして、初めて観賞魚を飼うのに必要な器具が揃っているのがあるので、最初は水槽セットなどを用意するのも良いでしょう。
最低限必要な飼育用品
水槽
室内で観賞魚を飼育する場合には水槽が必要です。何かのケースでも飼えなくは無いですが、観賞魚として飼う場合はやはり水槽が良いでしょう。
金魚や鯉など室外で飼う時は池など人工的に作る必要がある事もあります。
フィルター(ろ過装置)
観賞魚が生きていく為には水槽内の水をきれいに保つ必要があります。フィルターは汚れた水(ゴミやほこり)を取り除いてくれる作用と、水を浄化してくれるバクテリアの生息場所にもなります。
あった方が良い飼育用品
砂利
砂利は水槽の底に敷き詰めて使用します。砂利があると観賞魚が落ち着きやすくなります。またバクテリアが繁殖し生息する場所にもなります。
水草
水草は水槽の見た目を良くしてくれる効果と、光合成を行い酸素を水中に供給してくれます。
エアーポンプ
水中で呼吸をする魚(観賞魚)は水中に溶け込んだ酸素を必要とします。エアーポンプは水中にブクブクと酸素を供給してくれます。
照明器具
照明は観賞魚を観察する時にあるとキレイに見えます。そして水草がある場合は水草の成長に必要な光の供給をしてくれます。
観賞魚の種類によっては光が無い水槽で長い間飼育していると、観賞魚の体の色彩が色あせる事があります。
照明は毎日同じ時間に点灯するのが良いでしょう。
ヒーター
ヒーターは水槽の水を温めてくれる装置です。特に冬の水温が低くなる時に必要になります。熱帯地方に生息する観賞魚(熱帯魚)は低い温度の水では生きて行く事が出来ないので、熱帯魚を飼育する時はヒーターは必需品になります。
あると便利な飼育用品
水槽のフタ
観賞魚は時に元気が良すぎて水槽から飛び出してしまう事があります。魚の飛び出しを防ぐためにもフタはあった方が良いでしょう。
また水槽の水は自然に蒸発していくのですが、フタがある事で蒸発を遅くする効果もあります。
バックスクリーン
バックスクリーンは水槽の後ろ側に貼り付けるものですが、水槽の見栄えを良くしてくれる効果があります。
網(ネット)
網(ネット)はとても活躍してくれます。魚をすくう事はもちろんですが、水槽内のゴミなどをすくう事にも使います。ゴミは水を汚す原因になるので発見したら網(ネット)ですくって捨てるようにします。
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