アクアリウムの世界でいう「飼育水」とは、熱帯魚(観賞魚)などが生息する事に適している水の事を言います。
もっと簡単に言うと熱帯魚(観賞魚)が生きていける水、または魚に適している水の事です。
初心者の方に多い考え方ですが、「飼育水=きれいな水」というのは間違いです。私達人間が思っているキレイな水は、「雑菌や細菌の居ない水で消毒されている飲める水」というのがあると思いますが、この水は熱帯魚(観賞魚)には適していない水です。
熱帯魚(観賞魚)に適している水は、一般的に濾過バクテリアが繁殖した水の事を指します。魚というのは直ぐに水を汚してしまいます。それはエサや魚の排泄物等が主な原因です。
この水の汚れを浄化してくれるのが濾過バクテリアなのです。もちろん水槽という限られた空間では濾過バクテリアの力には限界があります。そこで活躍するのが濾過装置(フィルター)です。
濾過バクテリアという生物濾過とフィルターという物理濾過の二つの濾過が機能して初めて良い環境に近づきます。この魚を飼育しやすい水の事を飼育水と言います。
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