熱帯魚飼育にとって大切な水作りですが、どのようにしたら良い飼育水が作れるのでしょうか?私が思うには、時間を掛けゆっくり自然に任せる事です。
アクアリウムの世界で販売されている水質等の薬品はとても便利なものです。ですが環境の違う水槽、地域も違えば水質も違います。そんな違いがある環境で皆の水槽はそれぞれそこの環境に合った世界(水槽の中)が作られていきます。
市販されている薬品は直ぐに水槽を立ち上げたり、環境を変えてくれる物ですが、それはどの環境にも100%効く物では無いはずです。どちらかと言えば良い環境を作る手助けをしてくれる物だと思った方がよいでしょう。
市販の薬品を使うのは良いのですが、その後は結局時間を掛け自分の水槽の環境を整えていかなければなりません。整えるといっても「待つ」だけです。しかしそれがとても重要になってきます。
例えば水槽の立ち上げですが、市販のバクテリアを使っても使わなくても濾過バクテリアは自然に発生します。市販のバクテリアは立ち上げ初期に魚が死なないよう手助けをしてくれますが、永遠に効果があるわけではありません。
定期的に同じ物を使い続ければ効果は持続されますが、コストが掛かってしまうのが難点です。しかし自然にバクテリアを発生させる事でコストは掛からなくなります。
飼育水に重要な事はバクテリアを発生させる事ですが、バクテリアは時間を掛け発生し繁殖します。これはどうしても時間が掛かります。バクテリアがいない水槽で一気に沢山の熱帯魚(観賞魚)を飼ってしまうと。水の汚れるスピードにバクテリアの浄化能力が付いていかず結果、魚を死なせてしまう事になります。
飼育水を作るには
水槽の立ち上げ初期は特に飼う魚の数を少なく、そして一ヶ月は様子を見る事。大丈夫なら魚の数を少し増やす。一気に増やしてはダメです。魚の数に合わせてバクテリアも徐々に増えます。
そうしてゆっくり環境を作っていくのが良い飼育水を作る方法です。水槽内の環境を一気に変えてしまうような事はしないようにする事が大切です。
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