水合わせとは?
熱帯魚を飼う時に、良く水合わせをして下さいって聞くと思いますが、水合わせとはいったい何でしょうか?
それは、熱帯魚を今までと違う水槽に入れる時に水温と水質を合わせる作業の事です。簡単に言えば熱帯魚を買ってきて自分の水槽に入れる時の事ですね。
なぜ必要か?
人間が寒い所から急に暑い所に移動したり、高度の高い所にいきなり行ったりすると体調を崩してしまいますよね?
それと同じように熱帯魚も急激な環境の変化は、熱帯魚にショックを与え最悪死に至らしめてしまいます。初心者にありがちな事で買って来た熱帯魚をいきなり水槽に入れてしまうのはよくある事なのかもしれませんが、絶対に入れないで下さい。
水合わせの方法
※これは、既に水槽の設置が完了している事を前提に書いています。水槽の設置が出来てない場合は、設置してから一週間後に熱帯魚を水槽に入れる状態の事を、書いています。
1、買って来た熱帯魚を袋のまま自分の水槽に浮かべます。
コレは先ず水槽の水温と袋の中の水温を同じにする為に行います。時間は約30分位浮かべましょう。大抵30分もすれば水温は同じになっていると思います。心配な方は温度計で測ってみてください。(ピッタリ同じ温度じゃなくても平気です)
2、袋の水を少し入れ替える
今度は水質を合わせる作業をします。熱帯魚が入った袋の口を開け、水槽の水を袋の水の3分の1位の量を袋に入れる。そしてまた口を縛って閉じます。そのまま10分以上浮かべたままにします。袋の水が多い場合は入れた分位の水を捨てるか水槽に入れます。
これを最低3回繰り返します。5回ほどすれば十分だと思います。
3、熱帯魚を水槽に入れる
入れる時に気をつける事は、一気に流し入れない事です。折角ここまで水温と水質を合わせたのに最後に熱帯魚にショックを与えてしまいかねません。
袋を開けて横にした状態で水槽の水に浮かべます。熱帯魚が自分自身で袋から出て行く様にします。こうする事で熱帯魚へのショックを最小限にする事が出来ます。
熱帯魚を数種類買って来た場合、袋が数個に別けられてると思いますが、複数同時に浮かべて水合わせをすると効率が良いと思います。
熱帯魚はストレスに敏感な生き物です。是非優しく扱ってあげましょう。
最後に水槽に入ったばかりの熱帯魚にはエサをあげないで下さい。まだ熱帯魚自信落ち着いてないのでエサへの食いつきが良くありません。その為水を汚してしまう恐れがあります。しばらく静かに見守っててあげましょう。
熱帯魚は一日位食べなくても全然平気です。
どうしてもエサをあげたい場合は数時間してからほんの少しあげてみて下さい。一気に沢山は与えないように注意しましょう。
⇒熱帯魚用品の通販メニュー
⇒熱帯魚の臭い対策!お部屋が生臭い時にやる事!