ベタ繁殖の方法
ベタはアナバンティ科の熱帯魚です。ベタはとても美しい事で有名な熱帯魚です。そして闘魚としても知られています。オス同士を一緒の水槽に入れるとどちらかが死ぬまで闘うのです。その為ベタを飼育する場合は一匹ずつ飼う事になります。
ベタの繁殖はメスが卵を産み、オスが卵の孵化と稚魚の世話をします。オスは体色が美しく濃い色合いをしています。メスは反対にとても地味な感じに見えます。
繁殖させる場合水温を28度位にし、水面に水草を浮かべます。そしてお腹の膨らんでいるメスと元気なオスを一緒に入れます。その際良く観察をします。相性が良くないと殺し合いになってしまう事があります。相性が良くない場合違う相手と交換します。
相性が良ければ、オスが水面に水草を利用しながら泡巣を作り始めます。泡巣は半日ほど時間がかかります。巣が完成するとオスがメスを誘い始めます。泡巣の下でオスがメスに体を巻きつけながらメスに産卵させます。
オスは卵が産まれると射精し卵を口にくわえ泡巣に運びます。これを何回か繰り返します。産卵が終わったらメスを他の水槽に移しましょう。
卵は2~3日で孵化します。孵化した稚魚はしばらく泡巣にくっ付いています。数日すると泳ぎだします。その間はオスベタが稚魚の世話をします。巣から落ちると口で拾い巣に戻します。
エサは粉末のエサを与えます。またブラインシュリンプを与えます。
成長してきたなら一匹ずつ離して飼育しましょう。
他のアナバンティ
アナバンティの仲間にはベタという名が付く熱帯魚と、グラミィと名が付く熱帯魚がアナバンティの仲間になります。
ベタもグラミィも泡巣を作って産卵します。
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