グッピー繁殖の方法
グッピーは胎生魚(卵胎生)です。胎生魚は卵ではなく、直接子供の熱帯魚(稚魚)を産みます。グッピーのメスが妊娠すると、お腹がはちきれんばかりの大きさになります。また、出産が近づくと肛門の辺りが黒ずんでお腹の中の稚魚の目が透けて見えるようになります。
そうして出産の時が来ると一匹つづ小さなグッピーが産まれます。グッピーの稚魚は産まれた時ぼーっとしてる瞬間があるので、その時に他の熱帯魚に食べられてしまう可能性があります。
そうでなくても、小さいのでパクッと食べられてしまう事が多いです。
運が良ければ何匹か生き残りますが、出来れば沢山残したいハズです。
水槽に水草を増やして隠れられる場所を沢山作るか、出産が近いグッピーを産卵箱や他の水槽に移して産ませるのが良いです。そうすれば殆どが生き残れるはずです。
また、出産が終わったら親のグッピーと稚魚は離してあげましょう。親であっても稚魚を食べてしまうのです。
親グッピーを離すのは良いのですが、他のグッピーのいる水槽に入れるとオスにまた追いかけられたりするので、親グッピーが疲れてしまいます。
出産が終わったばかりのグッピーは体力を消耗しているので、2、3日他の熱帯魚と別にした方がいいのかもしれません。
グッピーは約25日周期で出産します。若いグッピーの産む稚魚は10匹程度ですが、ベテラングッピーになってくると一回100匹以上産む様にもなります。
ここまで来ると一気に熱帯魚が増えるので、飼える場所がなくなってしまうかもしれません。全部をちゃんと飼育したいのなら水槽を増やす事を考えた方がいいのかもしれません。
他の胎生魚
モーリー、ソードテール、プラティも同じ出産方法です。
この胎生魚達はもっとも簡単に繁殖できる熱帯魚なのです。初心者にはオススメの熱帯魚です。
モーリーはグッピーの様に稚魚は食べないようですが、一応隔離など、産まれる時には生い茂った水草で対策をしておきましょう。
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