アクリウムにおいて有益とされるバクテリアは複数種類います。その中でアンモニアを分解(酸化)し亜硝酸に変えるバクテリアをニトロソモナス属といいます。
そして亜硝酸を分解(酸化)し硝酸塩に変えるのはニトロバクター属と呼ばれています。それぞれが複数種類発見されているようです。
この2種類のバクテリアは生息するのに酸素を必要とします。酸素を必要とするバクテリアを好気性バクテリアといいます。
同じニトロソモナス属、同じニトロバクター属でも水質や環境等により、繁殖する種類が違うようです。水槽が違えば繁殖するバクテリアの種類も違うと言う事です。
ニトロモナス属は毒性の強いアンモニアを毒性のある亜硝酸に分解するので、亜硝酸菌類とも呼ばれています。
毒性のある亜硝酸を毒性の弱い硝酸塩に分解するニトロバクター属を硝酸菌類と呼びます。
本来なら水槽を立ち上げて自然に繁殖したバクテリアがその水槽に適したバクテリアになります。市販されているバクテリアは複数種類配合されているようですが、それがその水槽に適したバクテリアとは限りません。
市販のバクテリアは水槽立ち上げ初期に入れる魚(パイロットフィッシュ)が出来るだけ死なないようにする手助けにはなるようです。
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